2021/2/20 「まるまる毬」 西條奈加
お君ちゃん、今日の菓子はなんだい? 江戸は麹町の菓子舗「南星屋」。繁盛の理由は、ここでしか買えない日本全国、名菓の数々。若い時分に全国修業に出、主の治兵衛が自ら歩いて覚えた賜物である。娘のお永、孫のお君と親子三代、千客万来。でもこの一家、実はある秘密を抱えていて……。思わず頬がおちる、読み味絶品の時代小説!
治兵衛とお衛、お君の3人が
泣いたり笑ったり、青くなったり。
一話一話が面白いかった!
後半、
お君ちゃんの縁談はどうなるの?と
ハラハラしながら読みました(*_*)
久しぶりに続きが待てなくて
夕飯後回し!にしたくなりました(-∀-`; )
お菓子って職人さんの創意工夫の結晶で
美味しければ当然ながらずっと売られていく。
今、こうやって食べている和菓子も
大昔の職人さんのおかげなんだなーと
思うと感慨深いです。
しかし、家斉様って
本当に、まぁ…………。